魚をめったに口にすることができなかった日常

国立民族学博物館の調査報告には、高度経済成長期以前の日常の食生活の実態が、食事内容からも記録されています(*´ー`*人)

なかでも、多くの人が、季節ごとの多少の違いはあっても、ほとんど毎回同じような食事だったと証言していることも注目されます*。٩(ˊᗜˋ*)و*。

 

日常の食事は、飯(多くが麦やダイコン、雑穀などを混ぜ込んだ「かて飯」)に一汁一菜が基本で、肉はおろか、魚さえも、海岸に近い漁村地域や流通網が発達した都市部などを除いては、ほとんど食することがないのが一般的だったようです☆

現在のような冷蔵・冷凍設備や輸送手段が発達する以前、魚は多くが保存のきく塩物や干物などに加工され、行商人が徒歩もしくは自転車で日帰りできる範囲内で運搬されました+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ

その40~50km圏内の外では、塩干物でさえもめったに口にすることはできませんでした(*゚▽゚)ノ 

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参考資料

https://www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/database/fish/index2.html