縁起物としての鯛

祝い魚の代表格である鯛も、江戸時代の『本朝食鑑』で「我が国の鱗中(ぎょるい)の長である」と称賛されたのをはじめ、将軍や大名家の食膳、祝い膳、祭りの供物などに用いられてきました+゜。*(*´∀`*)*。゜+

 

しかし庶民社会への定着という点を考えると、これに大きな影響を及ぼしたのは、明治初期のいわゆる「明治祭式」とよばれる制度にあると思われます(*´∇`*)

明治初年に政府による神仏分離令が制定されたのに伴い、明治6年(1873)から明治8年にかけて、全国の神社祭式が統一的に制定されました٩(*>▽<*)۶

その中には神饌も含まれており、鯛を神饌とすることが明記されているのです(*゚▽゚)ノ

これにより、海から離れた地方の小社であっても、神前に鯛を供えることが一般化しましたo(*⌒―⌒*)o

 

た参考資料

https://www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/database/fish/index4.html