おせち料理の種類とその意味③

おせちの種類!そしてその意味やいわれ(*''▽'')

知ってますか?(*´▽`*)

おせち料理の種類は全部で20-30種類

地域によって品数は異なりますが、すべて揃えると20-30種類にも及びます。代表的なものを、おめでたい意味やいわれと共にご紹介致しましょう。

おめでたい意味やいわれ

料理 意味やいわれ
黒豆 邪気払いの意味と、黒く日焼けするほどマメに、勤勉に働けるようにとの願いが込められている。
数の子 ニシンの腹子である数の子は、卵の数が多いことから子孫繁栄を願う縁起物である。
田づくり 片口イワシの稚魚を干して飴炊きにしたもの。片口イワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ、五穀豊穣を願う。「五万米」の字を当て「ごまめ」とも呼ばれる。
叩き牛蒡 牛蒡は、地中深くに根が入っていくので、家の基礎が堅牢であることを願うとされる。
かまぼこ 紅白、または松竹梅の柄などでおめでたさを表す。飾り切りで鶴や松などの縁起物をかたどることも。赤は魔除け、白は清浄の意味も。
伊達巻き 形が巻物に似ているため、知識が増えるようにとの願いが込められている。
きんとん 漢字では「金団」と書く。黄金にたとえて金運を呼ぶ縁起物。
紅白なます 水引をかたどっているとされ、平安や平和を願う。
鯛の姿焼き 「めでたい」の語呂合わせはもちろんのこと、恵比寿様が持つ魚としてハレの食卓にふさわしい魚。
鰤の照り焼き 出世魚である鰤は、立身出世を願う縁起物。
車海老艶煮 茹でるとお年寄りのように腰が曲がることから、長寿でいられるようにという願いが込められている。
煮蛤 左右の貝がピッタリ合うのは一つしかないことから、夫婦円満を象徴する縁起物。
昆布巻き 「こぶ」は「よろこぶ」に通ずるとして、縁起が良いとされた。また「子生」と書いて子孫繁栄の願いを込めることも。
筑前 穴にちなんで将来の見通しがきくとされる「蓮根」や、小芋をたくさんつけることから子孫繁栄の縁起物とされる「里芋」の他、土の中で根を張る根菜を用い、末永い幸せを祈願する意味がある。

なかでも代表的なものを「祝い肴三種」といって、この三品(とお餅)が揃えばおせちの形が整い、お正月が迎えられるとされているメニューがあるのですがご存知でしょうか?しかも、関東と関西では少しだけ違うんです。関東では黒豆、数の子、田づくりの三種。関西では黒豆、数の子、叩き牛蒡の三種がそれにあたります。

なぜ三種なのかというと、これも完全を意味する「三」に通じるからだそうです。おせちを作るとき、買うとき、この三つは揃うように注意しておきたいですね。