食べ方の変化

とりわけ、年とり膳のごちそうといえば、「年とり魚」と称される魚でした( ●≧艸≦)★
輸送が容易ではなかった時代にあって、魚は、この時にしか食べることができない貴重な食材だったのですo(*^▽^*)o~♪
大阪府八尾市の大正2(1913)年生まれの女性も、「野菜類が主なおかず。今食べているような魚やおつくりなどは、お盆や正月の時しか食べなかった」と言っています*。٩(ˊᗜˋ*)و*。

さまざまな食材にあふれ、普通に生活していれば餓えることなどほとんどなくなった現代の日本では、こうした感覚も無縁になりつつありますo(*⌒―⌒*)o
しかし、紀文食品による先述のアンケート調査によれば、正月にいわゆる「おせち料理」を食べると答えた人は大多数に及び、ほとんどの日本人が共通して食する習慣を持ち続けている行事食であることには間違いありませんヽ(≧▽≦)ノ
だからこそ、正月の食卓がもつ本来の意味を考えることは、日本文化を考えることでもあり、わたしたちをとりまく食のあり方を見つめなおす機会にもなるのではないでしょうか( ●≧艸≦)★

 

参考資料

https://www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/database/fish/