歳神様 2

近年になっても地域によっては、正月には普段台所に立つ女性も炊事に従事せず、一家の主人が若水を汲み、三が日の食事を作るという、潔斎の意味合いを持った習慣を残しているところもあります+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ
火や竈などの炊事道具の使用そのものを慎む習慣もあり、そのため、年とり膳の品々を重箱などに作り置きする必要がありました(*'ー'*)
現在おせち料理とよばれるごちそうは、多くがこの作り置き分を指しているのです( ●≧艸≦)★

歳神様を迎えるための歳徳棚(としとくだな)という神棚を特別にこしらえるところもありました(σ・∀・)σ
こうした年越しの場では、もちろん家族の成員が一同に会しますが、家族同士の共食よりも、神様と人間とが共に食する「神人共食」の観念が強く関係しています( ●≧艸≦)★
正月の神様をお迎えし、その神様に供えたごちそうをいただくことによって、一年を息災に過ごすエネルギーをいただこうという古来の考え方に根ざしているのです+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ

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参考資料

https://www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/database/fish/