2017-12-15から1日間の記事一覧

【ドイツ】海外のお正月料理☆★

ドイツの新年には、 【ノイヤースブレッツェル (Neujahrsbrezel )】 (プレッツェル?)というパンを食べてお祝いすることが、昔からの伝統とされているそうです\(^o^)/ プレッツェルと言えば、Auntie Anne'sに代表されるように、 日本でも数年前から人気です…

魚食の地域性

そもそも年とり魚として魚が珍重されていた頃には、鮭と鰤という2大魚種はあるものの、その土地に近いところで獲られた魚を食べるのが基本であり、鱈、鰯、鰺、身欠き鰊など、地域によって食べる魚もさまざまでした+゜。*(*´∀`*)*。゜+ 一見、祝い魚を中心…

縁起物としての鯛 2

もちろん、地域によっては、鯛に限らずその土地でとれた魚を神饌とする習慣を残しているところもありますヽ(≧▽≦)ノ が、共同体の要ともいえる神社の祝い魚が鯛に統一されたということの意味は、当然ながら大きかったといわざるを得ないでしょうପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ この…

縁起物としての鯛

祝い魚の代表格である鯛も、江戸時代の『本朝食鑑』で「我が国の鱗中(ぎょるい)の長である」と称賛されたのをはじめ、将軍や大名家の食膳、祝い膳、祭りの供物などに用いられてきました+゜。*(*´∀`*)*。゜+ しかし庶民社会への定着という点を考えると、こ…

縁起物としての魚 2

日本の食文化には、基本的な生活様式のひとつとして土地ごとに伝えられてきた地産地消型の台所文化がある一方で、形式を重んじ、研鑽と洗練を繰り返しながら発展してきた料理人の手による外食文化という二極が存在します( *´꒳`* ) 後者は、一般に日本料理と…

縁起物としての魚

正月に食べる魚のうち、先述した鰤と鮭以外を上位から見ると、鯛、数の子、海老、鮪、烏賊と続きます(*´ー`*人) 戦後になって高級食材の仲間入りをした鮪を除き、他はいずれも江戸時代からめでたい魚として祝い事に用いられてきたものばかりですo(*⌒―⌒*)o 鯛…

多種多様な鮭

普段に食べる魚の第1位となっています(*´∇`*) 調理法の種類も、正月料理とさほど違いはありません(σ・∀・)σ 新巻鮭と氷頭といった一部の例を除いて、鮭はもはや特別な日の特別な魚ではなく、むしろ日々接する身近な魚という位置づけにあるといってよいでし…

正月・祝い・普段に食べている魚介類とその調理法

総数でみると、単独の魚種としては鰤が第1位で、5位の鮭とは大きく水をあけています(*´ー`*人) このことについて、魚の調理法からさらに詳しく実態を見てみると、鰤の場合は全体の7割近くが照り焼きもしくは塩焼きであり、他は刺身、煮付けなど、食べ方にさほ…

鰤と鮭の現在

注目したいのは、年とり魚として西日本と東日本をそれぞれ代表してきた鰤と鮭が、現代にあってもほぼ東西で分布を明確にしているということです*。٩(ˊᗜˋ*)و*。 もちろん混在もあり、とくに首都圏のうちの東京・千葉・神奈川の3県では、鮭より鰤のほうがむしろ…

現代の正月の魚食

秋田の鰰焼き、福島のいか人参、茨城の鮒甘露煮、新潟の氷頭なます、岐阜の焼き鰯、京都の棒ダラの煮物、大阪のにらみ鯛、島根の赤貝(さるぼう)の煮物、下関のフグ刺身、長崎の湯かけ鯨など、いわゆる郷土料理や名物として知られる魚料理が散見されるのは興…