◆珍しい御節の具材 その7

続いて、京都の御節料理の「棒だら煮」

 

???と思う方も多いと思いますが、漢字で書くと「棒鱈煮」と書きます☆

 

初め、私は棒鱈という鱈がいるのかと思っていました☆

そうではなく、棒鱈とは真鱈を3枚におろし、頭と背を取り除き、完全に水分が抜けるまで干された棒状の鱈のことなのです。
食べるときには3日から1週間程度、水につけて棒鱈の身を戻してから食します☆
そのままでは、金槌やノコギリが必要なくらい硬いそうです☆

鱈は天日干しすることで旨みが凝縮され、鱈のホロホロとした食感が楽しめるそうです☆
これだけでも美味しそうですよね☆

 

では、棒鱈煮とはどういうものなのでしょうか?

まず、おせち料理にはそれぞれ意味が込められていますが、
棒鱈は、「たらふく(鱈腹)食べられる」という意味があります☆
一年の初めに食べることで、「一年の間食べ物に困ることがありませんように」との思いが込められているんですね☆
京都をはじめ関西地方ではよく御節として食べられているそうです☆

 

ちなみに、棒鱈の購入方法ですが、サイトなどで購入可能です☆
たまたま見ていた中で、このサイトで棒鱈が購入できますが、このサイトのコメントが京都弁でいい味出てます♪
棒鱈は購入せずとも、ぜひ一度ご覧下さい☆
↓↓↓
https://fujimuraya.com/shopping/shop/osechi/k0200.html

 

さて、肝心の作り方ですが、
棒鱈を水で戻すのが一番大変な作業かもしれません☆
前述したように、棒鱈は非常に硬いので、できれば小さくカットされたものを購入する方が良いと思います☆(上記のサイトの方もそうおっしゃっておりますwww)

 

戻し方ですが、
大き目のボウルなどに水を入れて、鱈を漬ける。
毎日水を取り替えながら3日から1週間、水につけて戻す。
ポイントは、毎日水を替えること、冷暗所か冷蔵庫で行うこと、身が白くならない程度(少し黄色い状態)を目安すること。

 

続いて調理です☆
鍋に棒鱈と料理酒を加えて火にかける。
煮立ったらダシを入れて、落し蓋をして弱火で30分煮る。
砂糖とみりんを加えて5~10分煮る。
さらに、しょうゆを足して5~10分煮る。
火を止めて、冷ましながら味が染み込ませたら完成。

煮る作業は単純ですね☆

 

完成するとこんか感じです☆

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画像引用元:https://cookpad.com/recipe/2945068

 

ぜひ、今年は旨みの詰まった棒だら煮を味わってみてください!
私も一度は味わいたい!と書いていて思いました!笑

 

出典:https://macaro-ni.jp/33261

 

ライターH